「新NISA」「S&P500」「iDeCo」……。
「投資をしないと、老後は破産確定」。そんな空気に、胸がざわついていませんか?焦る必要はありません。
「投資なんか、おやめなさい」
そう、きっぱりと言い切る女性がいます。経済ジャーナリスト、荻原博子(70)。
一部の試算では、彼女の年収は約1,300万円とも言われ、40年以上のキャリアを積み上げた生涯獲得賃金は数億円にのぼると推測されます。
しかし、彼女はその富を株や投資信託ではなく、徹底して「現金」で築き上げてきました。
なぜ彼女は、時代の流れに逆行してまで「投資はするな」と叫ぶのか。
「億」を稼ぐペン一本の力と、私たちでも真似できる「釣り糸投資」という泥臭い手法。その全貌を解き明かします。
舞台裏のひとこと「生涯数億円」を稼いでいるのに、それを全部「現金」で守ってるってこと……? 投資全盛の今、逆にそのメンタルがすごすぎます。
荻原博子のプロフィールと推定資産は?
テレビで見ない日はない彼女ですが、実は株で一発当てた「投資家」ではありません。
長野県小諸市生まれ。明治大学を卒業後、経済評論家・亀岡大郎氏に師事し、ひたすら原稿を書く日々を送ってきました。
彼女の資産形成を一言で言えば、「労働の対価」です。40年以上の執筆活動、ベストセラー印税、そして講演料。「荻原博子経済事務所」を構え、70代になった今も現役で稼ぎ続けています。
Forbesの長者番付に載るような派手な資産家ではありません。
豪邸も高級車も見せびらかさない。貫くのは「借金なし、現金重視」の姿勢。
株価チャートに張り付くのではなく、確実に口座に入金されるキャッシュフローを信じる。それが彼女の強さです。



一発逆転じゃなくて「働き続ける」。地味だけど、一番確実な方法かも。なんだか親近感が湧いてきました。
荻原博子の資産形成の歴史は?
荻原さんの言葉がなぜ、あんなにも主婦やシニアの心に刺さるのか。それは、彼女のキャリアが「逃走」と「挫折」から始まっているからです。
| 年 | 出来事とキャリアの転機 |
|---|---|
| 1982年 (27歳) | 勤めていた事務所から独立。 「ルポライターになる」と夢を追う。 |
| 1983年 (28歳) | 旧満州の引揚者を取材。 『満州・浅間探検の記』を執筆するも、戦争体験の重さに精神を消耗。ルポライターを断念。 |
| 1988年 (34歳) | 雑誌『Hanako』創刊。女性向けマネー連載を開始。 「難しい経済をわかりやすく」というスタイルがバブル期の女性にヒット。 |
| 1990年代 | バブル崩壊。「節約・家計防衛」の需要が爆発。 生活者に寄り添う姿勢で信頼を確立。 |
| 2000年代 | 『TVタックル』などで全国区に。 お茶の間の顔となり、収入の柱が盤石になる。 |
| 2010年代以降 | アベノミクスや新NISAブームに対し、一貫して「現金重視」を主張。 「投資慎重派」としての地位を不動のものにする。 |
20代後半、彼女は夢破れました。戦争の悲惨さを受け止める胆力がない。自分には無理だ。
逃げるように選んだのが、「経済」というフィールドでした。
しかし、そこに鉱脈があったのです。バブル前夜、難しい経済用語を並べる評論家ばかりの中で、「おじさんの言葉」を「主婦の言葉」に翻訳できるのは彼女だけでした。
以来、バブル崩壊もデフレも経験し、彼女は叫び続けています。
「国も企業も守ってくれない。自分の財布は自分で守れ」
この「絶対に裏切らない姿勢」こそが、彼女の最大の信用資産なのです。



「自分には無理だ」って諦めた過去があったなんて。挫折した場所とは違うところで花開くこともあるんですね。勇気が出ます。
荻原博子流「釣り糸投資」の極意とは?
「投資はするな」と言う彼女ですが、実はこっそりと、しかし着実に実践している手法があります。
名付けて「釣り糸投資」。これなら、40代〜60代の私たちでも真似できます。
① 荻原流「釣り糸投資」のルール
やり方はシンプルですが、忍耐がいります。
- 対象
倒産リスクの低い、業界トップの優良企業株。 - 買い
現在の株価より3割安くなったら買う。 - 売り
買った株価より1割高くなったら売る。 - 塩漬けOK
もし値下がりしても売らない。配当をもらいながら、株価が戻るのを数年でも待つ。
PC画面にかじりつく必要はありません。
「3割暴落するまで、現金を持ってじっと待つ」。
多くの人が不安に駆られて高値掴みをする中で、彼女は釣り糸を垂らし、好機が来るまで動かないのです。
② お金は「生きているうちに」使い切る
「日本人は死ぬ直前が一番金持ち」。彼女はそんな日本の現状を憂いています。
「お金はあの世には持っていけないでしょ?」過度な節約で今日を犠牲にするな。健康診断に行こう。友人と食事をしよう。
「健康こそが最強の資産」。
70歳を超えても現場に立ち続ける彼女の言葉には、説得力があります。



「3割安くなるまで待つ」って、意外と難しいですよね……。でも、それなら暴落も怖くないかも。「待てる」こと自体が強さなんですね。
荻原博子の収益の柱は?
「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」
不安を消すための「処方箋」となる2冊をご紹介します。
📗『投資なんか、おやめなさい』
「みんながNISAをやっているから」と焦っている方にこそ、読んでほしい一冊。勘違いしないでください。これは「一生投資をするな」という本ではありません。「リスクを取る準備ができていない人が、カモにされるのを防ぐ」ための防波堤です。まずはこの本で、家計の基礎体力を取り戻してください。
📕『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』
荻原さんの「心の平安を優先する」考え方に共感した方へ。世界中で読まれている「お金の心理学」の名著です。テクニックではなく、人間の感情にフォーカスした本書は、荻原流の哲学と深く通じ合っています。「足るを知る」ことの重要性に気づいたとき、あなたの無駄な支出は自然と消え、お金のストレスから解放されるでしょう。



「カモにされるのを防ぐ」って言葉にドキッとしました。流行りに乗る前に、まずは防具をつけるのが大事ですね。ポチります。
荻原博子について世間の反応は?
ネットを見れば、彼女への批判も少なくありません。けれど、なぜ彼女は支持され続けるのか。
それは、「理屈よりも、生活者の感情」を大切にしているからです。
理論的に正しい投資でも、暴落して夜も眠れなくなったら? 家族との時間がギスギスしたら?
それは「豊かな人生」とは言えません。
「幸せに生きるために、お金に振り回されない」。
そのメッセージが、多くの人の精神安定剤となっているのです。



確かに。数字が増えても、毎日不安だったら意味ないですもんね。「幸せ」の定義を間違っちゃいけないな、としみじみ思います。
まとめ
荻原博子さんの資産形成術は、派手な魔法ではありません。しかし、だからこそ「誰にでも真似できる」のです。
- まずは借金を返し、現金を確保する。
- 投資は余剰資金で。「3割安」までじっくり待つ(釣り糸投資)。
- 健康と経験に投資し、今を楽しく生きる。
焦って投資アプリを開く前に、一度スマホを置いて、ご自身の「足元」を見てみませんか?
今日紹介した本が、あなたの「お金の不安」を「自信」に変えるきっかけになるはずです。



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