マネックスグループの創業者、松本大氏。エリートの象徴でありながら「10億円を捨てた男」という破天荒な異名を持つ。そのキャリアには、資産形成の本質が凝縮されています。
今回は、松本大氏の資産の舞台裏を徹底分析します。単なる成功物語では終わらせません。40代〜60代が今日から使える「成功のヒント」を抽出し、お届けします。
松本大の経歴|リスクと決断のキャリア年表
松本大氏がいかにして現在の地位を築いたのか。劇的な経歴を振り返ります。
| 年代 | 出来事 |
|---|---|
| 1987年 | 東京大学法学部卒業。 ソロモン・ブラザーズ・アジア証券入社。 |
| 1990年 | ゴールドマン・サックス証券に転職。 |
| 1994年 | 30歳の若さで同社史上最年少のパートナー(共同経営者)に就任。 |
| 1999年 | ゴールドマン上場を目前に退社。 ソニーとの共同出資でマネックスを設立。 |
| 2000年 | 東証マザーズへ当時最速で上場。 |
| 2014年 | 大江麻理子キャスターと結婚。 |
| 2018年 | コインチェックを完全子会社化。 暗号資産事業へ本格参入。 |
| 2023年 | 代表執行役社長CEOを退任、取締役会議長として経営に関与。 |
| 2024年 | ドコモマネックスホールディングス取締役会長に就任。 |
注目すべきは1999年でしょう。ゴールドマン・サックスの上場が迫り、保有株の売却益だけで10億円規模の利益が見込まれていました。それを、捨てた。確約された富より、自分の手で証券業を変えたいという衝動が勝った——その決断に、松本大という人間の本質がにじみます。
舞台裏のひとこと年表を追うだけで、胃がキリキリしませんか。30歳でパートナー、その5年後に10億円を蹴る。「この人、正気か?」——そう感じたあなた、正常です。
松本大の資産は推定167億円超!?|年収・株式保有・収入源の内訳
松本大氏の総資産は「数十億円〜200億円規模」と推測されます。その核心に迫ります。
資産の柱:マネックスグループ株の保有額
資産の大部分はマネックスグループ(証券コード:8698)の株式です。
- 保有株数: 約2,319万株(個人+資産管理会社「株式会社松本」合算)
- 評価額: 株価723円(参考値)で計算すると、約167.6億円に達します。
松本大の年収を構成する複層的な収入源
- 役員報酬: 国内役員報酬(推定3,900万円〜)に加え、米Mastercardの社外取締役として年間約3,700万〜6,000万円相当の報酬を得ているとみられます。
- 配当収入: 自社株の配当だけでも年間数千万円〜数億円規模のキャッシュフローが発生。
- その他: 著書の印税、講演料、資産管理会社を通じた投資活動。
見落としてはならないのが、彼の資産構造そのものです。給与で積み上げたのではありません。事業オーナーとしてのキャピタルゲインと、グローバルな役員報酬。この二本柱が、マネックス創業者・松本大氏の富の源泉です。



注目すべきは金額よりも”稼ぎ方の構造”。給与ではなく事業で富を築いた仕組みに、私たちが学べるものがあります。
松本大の投資哲学に学ぶ「資産形成」3つのヒント
40代〜60代が日常に取り入れるべき、松本大氏の投資哲学を整理します。
①「難しい金融商品」には手を出さない
松本氏は「自分にとって簡単に理解できるものに絞るのが投資の王道」と断言しています。
複雑な仕組みのデリバティブ。説明できない金融商品。それらには、近づかない。理解できないものに資金を投じた瞬間、判断の軸を失います。これが「大負けしない」ための鉄則だと、彼は説いています。
② お金の「呪縛」から自由になる
10億円の利益を捨てて起業した松本氏は、お金を目的ではなく「信頼や想いを乗せる手段」と定義しています。
お金に振り回されず、自分の「納得感」を優先する。胸の内にある「これでいいのか」という問いに正直でいること。その姿勢が、結果として大きな富を引き寄せています。
③ インデックス積立投資を「ベース」にする
個別株のプロでありながら、一般向けの最適解として「インデックスへの長期分散積立」を推奨している点は見逃せません。
守りの資産(インデックス投資)を固めた上で、攻めの資産(自分の事業や強み)に投資する。この二段構えこそ、松本流の資産形成の理想形です。



「167億円の資産家の話でしょ?」と思いませんでしたか。でも蓋を開ければ「わからないものは買うな」「まずインデックス」。拍子抜けするほど地に足がついていて、少しホッとします。
松本大の思考を学べるおすすめ書籍
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松本氏が推奨する「負けない投資」を理解するための決定版です。松本氏の「大負けしないこと」「インデックスの重要性」という投資哲学は、この名著の理論に根ざしています。プロの投資家が最後にたどり着く、普遍的な資産形成のルールがここにあります。



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松本大への世間の評判|変化し続ける男への賛否
ただし、常に「変化のど真ん中」に居続けるその姿勢こそが、松本大を松本大たらしめている。安全圏にとどまらない。その覚悟が、周囲の評価を二分しながらも、結果を生んできました。



「すごい」と素直に感じた方も、「暗号資産はちょっと……」と引っかかった方もいるでしょう。その両方の感覚、どちらも間違いではありません。
まとめ
松本大氏の資産形成の舞台裏には、「納得感のある選択」と「徹底したリスク管理」がありました。
「10億円を捨てる」決断は、誰にでもできることではありません。けれど、「仕組みのわからない投資をやめる」「インデックス積立を始める」——この程度のことなら、今日からでもできます。
お金の「呪縛」に縛られたまま過ごすのか。それとも、自分が納得できる資産の持ち方を選ぶのか。松本氏の思考に、そのヒントがあります。



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