テレビで見る川合俊一さん。「バレーボール界の兄貴分」として、バラエティで笑いを取る姿がおなじみですよね。
実は彼、投資歴37年を誇る芸能界きっての「相場師」なんです。しかも、ただの成功者じゃありません。地獄を見ています。
ITバブル期に築いた株式資産2億円が、ライブドア・リーマンショックで5000万円まで激減。「朝起きるたびに高級車1台分、500万円が消えていく」。そんな日々を耐え抜き、トータル1億5000万円もの損失を出しました。
普通なら、心が折れて退場するでしょう。
でも彼は違った。笑って耐え、勉強し直し、資産を1億円規模へ回復させたのです。
そこにあったのは、徹底した「データ分析」と、人生を楽しむための「究極のメンタル」。川合俊一さんのリアルな投資手法から、大人が資産を守り抜くための鉄則を探ります。
手取り15万円からのスタート。川合俊一の「稼ぐ力」とは?
華やかなオリンピック選手。
しかし、社会人スタート(富士フイルム時代)の手取り月給は約15万円でした。日本代表のキャプテンですら、当時はそんな待遇。
「これじゃ将来が不安だ」。健全な危機感が、彼を投資の世界へと走らせました。
今の彼は、いくつもの収入源を持つ「複業家」です。
- タレント業: 30年以上、テレビから消えない安定感。
- 協会会長: 日本バレーボール協会のトップ。
- 会社経営: 自身が代表を務める「株式会社ケイブロス」で、アスリートのマネジメントやイベント企画を回す。
- 株式投資: 資産運用の中心エンジン。
メディア報道やこれまでの投資規模から推測すると、数億円規模の資産を持っているのは間違いないでしょう。
でも、最初から順風満帆だったわけじゃない。泥臭い試行錯誤があったんです。

五輪選手なら一生安泰かと思いきや……スタートは私たちと変わらないんですね。むしろ親近感が湧いてきます。
「イケイケ」から「分析」へ。川合俊一の投資スタイルの変遷は?
川合さんの投資スタイルは、失敗の数だけ進化してきました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1984年 (21歳) | ロサンゼルス五輪に出場 |
| 1985年 (22歳) | 富士フイルム入社(手取り約15万円の現実) |
| 1988年 (25歳) | ソウル五輪出場 株式投資を開始(元手140万円) |
| 1990年 (27歳) | 現役引退 プロビーチバレー選手・タレントへ転身 |
| 2000年代前半 | ITバブル到来 株式資産だけで2億円を突破 |
| 2006年〜 (43歳) | ライブドア・リーマンショック直撃 資産が5000万円まで激減 |
| 2010年代〜 | 猛勉強でスタイル一新 資産を1億円規模へ回復 |
| 2022年 (59歳) | 日本バレーボール協会会長に就任 |
「写ルンです」で味を占めたイケイケ時代
投資を始めた25歳の頃。彼が目をつけたのは、自社(富士フイルム)の新商品「写ルンです」でした。
「こんなの売れるか?」社内では懐疑的な声もあったそうですが、発売されるやいなや爆発的なヒット。株価も急上昇。
「自分の肌感覚は正しい」。そう確信し、バブルの波に乗って資産は膨れ上がりました。ITバブル期には2億円。「何を買っても上がる」。そんな万能感があったはずです。
1週間で2000万円消える恐怖
暗転したのは2006年以降。ライブドア・ショックとリーマン・ショックが立て続けに襲います。画面を見るたび資産が減っている。「1週間で2000万円消える」異常事態。資産は5000万円まで激減しました。
奥様からは「もうやめて」と懇願されたそうです。それでも彼は売らなかった。「今売ったら負けが決まる」。恐怖に震えながらも、狼狽売りだけはしなかった。これが、後の回復につながるのです。
「根拠のあるトレード」への進化
痛い目を見て、彼は変わりました。「なんとなく」の投資を封印。
- ニュース連動型
コロナ禍でのマスク関連、ロケット打ち上げ失敗後の反発狙い。時事ネタへの反応速度を上げる。 - 日本株集中
よく分からない不動産や外貨は縮小。肌感覚のわかる日本株に絞る。 - テクニカル分析
特に「出来高(売買量)」を凝視するようになりました。



2億円が5000万円に……この数字の減り方、想像しただけで胃が痛くなります。よく耐えられましたね。
明日から真似できる!川合俊一流「勝負の鉄則」とは?
① 買いのサインは「出来高」の違和感
川合さんが一番見ている指標、それが「出来高(できだか)」です。
彼が狙うのは、こんな瞬間。
これ、どういうことか分かりますか?
「底値で売りたい人」と「これから上がると見てこっそり集めている人」が入れ替わっているサインなんです。
この違和感を察知したら、監視リストへ。上昇の初動を逃しません。
② 暴落時は「笑っちゃう」くらいの余裕を持つ
「株価が下がると、逆に笑っちゃうんだよね」
ぶっ飛んでる、と思いますか? 違います。これは「生活に困らない余剰資金でやっているから」出る言葉。
本業でしっかり稼ぐ。生活防衛資金は確保する。その上でリスクを取る。
だからパニックにならない。冷静でいられる。大人の投資は、こうありたいものです。
③ 投資は「推し活」だ
「自分が好きな企業、応援したい業界じゃないと、値動きに耐えられない」
知らない会社の株価、毎日チェックできますか? 苦痛ですよね。
でも、好きな企業ならニュースを見るのも楽しい。「推し活」の延長で投資をする。これが、長く続けるコツです。



「出来高」を見るなんて、完全にプロの視点! でも「好き」を大事にするあたりに、彼らしい人間味を感じます。
川合俊一の思考法をインストールする書籍は?
川合さんのような「身近なヒントから成長株を見つける」思考法。学ぶならこの書籍です。
📗『サイコロジー・オブ・マネー』
全世界でベストセラーとなった、お金の心理学の名著。大金を失っても退場せず、最後に笑っていられる川合さんの「最強メンタル」の正体を言語化したような一冊です。読むだけで、投資に対する焦りや不安が消え、長く続ける勇気が湧いてきます。
📙『ピーター・リンチの株で勝つ』
川合さんの投資スタイルは、伝説のファンドマネージャー、ピーター・リンチの手法そのもの。「プロよりも、身近な変化に気づけるアマチュアの方が有利だ」。この主張は、川合さんの成功体験と完全にリンクします。難しい数式はいりません。「街歩き」が投資になることを教えてくれます。



「街歩き」が投資になる本。これなら投資初心者でも入りやすそうですよね。
川合俊一について世間の反応は?
賛否はあります。でも、失敗を隠さず「教材」として語る姿勢は、多くの個人投資家に「退場しないことの大切さ」を伝えています。失敗しても、そこで終わらなければ「過程」になるんです。



失敗を「ネタ」にして笑える強さ。成功談より失敗談の方が、やっぱり勉強になりますね。
まとめ
川合俊一さんが教えてくれる最大の教訓。それは、「お金は一番大事じゃない。毎日楽しいかどうかが一番大事」ということです。
投資はあくまで、人生を豊かにするためのツール。「下がったらどうしよう」と青ざめて、ご飯が喉を通らないなら、それはリスクを取りすぎています。
そこで川合流の「楽しむ投資」。あなたも今日から、少し肩の力を抜いて始めてみませんか?



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